サーバー管理


サーバー管理するための画面です。
サーバー情報の表示(概要、メトリクス、イベント)およびサーバー毎にイベント一覧をダウンロードできます。

この画面では、エージェントが導入されたサーバーを自動的に表示するため、手動で登録する作業は不要です。 エージェントの導入方法については、 構築ガイド を参照してください。

サーバー一覧画面

ポータル画面の左ペインで[サーバー管理]を選択すると、サーバーの一覧が表示されます。

server-list

サーバー一覧では、以下の情報の参照および操作が実施できます。

項目 説明
シリアル番号 装置のシリアル番号です。
ホスト名 装置のホスト名です。
メモ 装置を識別するために、詳細画面で任意にメモを記述することができ、そのメモの内容を表示します。
監視対象 ISM Serviceで管理する対象であるかどうかを表示します。
  • 対象
  • 対象外
  • OSタイプ サーバーに導入されているOS種別を表示します。( V1.0では "Windows" のみ )
    通信状態 エージェントとの通信状態を表示します。
  • Online : エージェントからデータが送信され、ISM Serviceで監視できている状態です。
  • Offline : エージェントからデータが送信されておらず、ISM Serviceで監視できていない状態です。
  • - : 監視対象列が「対象外」の場合に表示されます。
  • 電源状態 装置の電源状態を表示します。
  • On : サーバーが起動している場合に表示されます。
  • Off : サーバーが停止している場合に表示されます。
  • PoweringOn : サーバーが起動シーケンス中である場合に表示されます。
  • PoweringOff : サーバーが停止シーケンス中である場合に表示されます。
  • Unknown : 通信状態がOfflineの場合に表示されます。
  • - : 監視対象列が「対象外」の場合に表示されます。
  • ハード状態 ハードウェアのステータスを表示します。
  • 正常
  • 警告
  • エラー
  • 不明:通信状態がOfflineの場合に表示されます。
  • - : 監視対象列が「対象外」の場合に表示されます。
  • IPアドレス 装置のIPアドレスを表示します。IPv4 または IPv6形式で、複数設定されている場合はカンマ区切りで表示します。
    操作 access 詳細画面を表示します。
    access サーバーにリモートアクセスし、ポータル上で直接、対象サーバーにログインします。V1.0ではWindowsにリモートデスクトップで接続できます。本操作は、前提条件(後述)を満たす場合のみ表示されます。
    • ポータル上へ情報を反映するまでにはある程度の時間がかかります。
      エージェントの導入から 5 分以上経過しても情報が反映されない場合は、

      ISM Service エージェントに関するトラブル を参照してください。

    • ISM Service の契約ノード数を超えている場合、追加のご契約をお願いさせていただきます。 契約ノード数を超えて装置を監視したい場合は、契約ノード数を追加いただくか、 監視が不要な装置の[監視対象]を 対象外 にしてから、監視したい装置の[監視対象]を 対象 に設定してください。
      監視対象の変更は、 サーバー詳細画面 で実施できます。
    • サーバーへのリモートアクセスを利用するためには以下の条件を満たす必要があります。
    • サーバーへのリモートアクセスは最大で 10 台まで同時に利用可能です。
      同時に 10 台より多くのサーバーでリモートアクセス機能を利用したい場合は、 別途 Infrastructure Manager Service Remote Access をご利用ください。

    サーバー詳細画面

    サーバー一覧の詳細アイコンをクリックすると、 その装置の詳細情報(基本情報、メトリクス、システムイベントログ)を表示する画面を開きます。
    この画面では、メモ欄の編集、リモートアクセスの設定、監視対象の設定ができます。

    基本情報

    サーバー一覧の詳細アイコンをクリックするか、 サーバー詳細画面のタブで [基本情報] を選択すると、基本情報画面が開きます。
    この画面では、選択された装置の情報表示、メモ欄の編集、リモートアクセスや監視対象の有効化・無効化を行うことができます。

    サーバー詳細画面の基本情報

    [基本情報] タブに表示する情報のカテゴリは以下の通りです。

    カテゴリ 説明
    基本情報 装置の基本的な情報です。
    サーバー一覧で表示するものに加え、モデル名・登録日時・最終更新日時を表示します。
    プロセッサ 装置に搭載されている CPU に関する情報を表示します。
    周波数やコア数などの識別情報と、動作状態・ステータスを表示します。
    メモリー 装置に搭載されているメモリーに関する情報を表示します。
    容量などの識別情報と、動作状態・ステータスを表示します。
    ファン 装置に搭載されているファンに関する情報を表示します。
    回転数などの識別情報と、配置場所・動作状態・ステータスを表示します。
    電源 装置に搭載されている電源に関する情報を表示します。
    モデルやシリアル番号などの識別情報と、動作状態・ステータスを表示します。
    ストレージ 装置に搭載されているストレージに関する情報を表示します。
    メディアタイプや総容量などの識別情報と、動作状態・ステータスを表示します。

    それぞれのカテゴリで表示する情報の詳細については、 基本情報詳細 を参照してください。

    メモ欄の編集

    基本情報画面の [編集] ボタンをクリックすると、メモ欄が入力できるようになりますので、文字列を入力したあと、[保存]ボタンをクリックします。

    対応状況詳細に使用可能な文字列は以下の通りです。

    • 1 ~ 120 文字の半角英数字・ひらがな・カタカナ・漢字 および 一部の記号を使用できます。
    • 半角記号は . _ - ~ ! " # $ % & ' ( ) , = ^ | ` @ ? \[ \] { } : ; + * / \ (スペース)が使用可能です。
    • 半角記号の < > は使用できません。
    • 全角記号は ー(全角長音) -(全角英記号ハイフン) ―(全角日本語記号ハイフン) _  (スペース) が使用可能です。

    リモートアクセスの設定

    基本情報画面の [リモートアクセス] のトグルボタンを有効 radio-enable にすると、そのサーバーに対してリモートアクセスが可能となります。

    • サーバーへのリモートアクセスを利用するためには、

      オプションサービス (ISM Service Remote Access)

      を契約している必要があります。 契約がない場合、トグルボタンが表示されません。

    • そのサーバーが監視対象になっていない場合も、リモートアクセスのトグルボタンは表示されません。 監視対象に設定してからリモートアクセスのトグルボタンを有効にしてください。
    • 接続先サーバーは、RDP のプロトコルで接続できる必要があります。

    監視対象の設定

    基本情報画面の [監視対象] のトグルボタンが有効 radio-enable の場合、そのサーバーは監視対象となっています。 監視対象から外したい場合は、トグルボタンをクリックし、無効 radio-disable にしてください。

    メトリクス

    サーバー詳細画面のタブで [メトリクス] を選択すると、メトリクス画面が開きます。

    server-metrics

    この画面では、以下の情報をグラフで表示します。

    表示項目 説明
    CPU使用率 OSから取得した、その装置のすべてのCPUを合計した使用率(%)を表示します。
    メモリ使用率 OSから取得した、その装置の物理メモリ容量の合計に対する空きメモリ容量の割合(%)を表示します。
    ディスク使用率 OSから取得した、その装置に搭載されているドライブ(C, D, ..)毎の領域の使用率(%)を表示します。ドライブが複数搭載されていれば複数のグラフを表示します。ただし、ドライブレターが設定されていないドライブは表示されません。
    温度 装置のBMCから取得した、シャーシ(筐体)の温度(℃)を表示します。
    消費電力 装置のBMCから取得した、シャーシ(筐体)全体の消費電力(W)を表示します。

    横軸の日時の表示期間はドロップダウンメニュー(過去 1 時間(デフォルト)、6 時間、12 時間、1 日、2 日、カスタム)で指定し、 [適用]ボタンをクリックすると変更できます。
    カスタムを指定した場合は、開始・終了の日付・時間・分を指定できます。

    システムイベントログ

    サーバー詳細画面のタブで [システムイベントログ] を選択すると、システムイベントログ画面が開きます。

    server-event

    この画面で表示する情報は、 イベント管理 の情報の一部、かつ選択されたサーバーに関するものだけを表示します。

    イベント情報をダウンロードするには、[ダウンロード]ボタンをクリックします。 そのサーバーに対する全期間のイベントログが一括で、CSV 形式でダウンロードされます。

    以下の時点から 1 週間前以後に発生したイベントを ISM Service ポータルへの通知対象とします。 既に通知済みのイベントは、重複して通知されることはありません。

    • エージェントの新規インストール後のスタート
    • エージェントサービスの停止後の再スタート
    • アンインストールして再インストール後のスタート

    【ご参考】 構築ガイド

    リモートアクセス

    サーバー一覧の login アイコン、 またはサーバー詳細画面の [リモート接続] ボタンをクリックすると、そのサーバーに直接接続できます。

    上記のアイコンまたはボタンをクリックすると、ログイン画面が表示されます。 以下の情報を入力し、[接続] ボタンをクリックしてください。

    項目 説明
    ユーザー名 指定したサーバーにログインするためのユーザー名です。1-256文字で入力してください。
    パスワード 指定したサーバーにログインするためのパスワードです。1-127文字で入力してください。
    解像度 サーバーに接続後、表示する画面の解像度を指定します。デフォルトは1024×768です。
    2560×1600 ~ 640×480の間で指定してください。
    クリップボードを有効にする サーバーに接続後、ブラウザを起動している端末と接続先サーバーのクリップボードを共有するには、チェックボックスを ON にしてください。デフォルトは ON です。

    ログインに成功すると、サーバー接続画面を表示します。

    サーバー接続画面

    サーバー接続画面では、ブラウザー上でサーバーにリモートデスクトップで接続し、直接操作できます。

    server-remoteaccess

    画面上部で、以下の操作ができます。

    • ドロップダウンメニュー
      • 画面の表示形式を以下から選択し、変更できます。解像度はログイン時に指定したもので固定となります。
        • Fit : 現在表示しているブラウザーのサイズに合わせて、サーバーの画面を縮小・拡大して表示します。
        • Real : ログイン時に指定した解像度で表示します。
    • [Ctrl+Alt+Del] ボタン
      • CTRL+ALT+DEL キーを送信します。
    • [Unicode keyboard mode] チェックボックス
      • 日本語入力をする場合
        • Unicode keyboard modeのチェックボックスのチェックを外してください。デフォルトは無効です。
      • 日本語キーボード(106/109 キーボード)の配列で英数入力をしたい場合
        • Unicode keyboard modeのチェックボックスをチェックし、ローカル端末で日本語キーボードレイアウトを選択してください。
      • 英語キーボードの配列で英数入力をしたい場合
        • ローカル端末で日本語キーボードレイアウトを選択している場合、Unicode keyboard modeのチェックボックスのチェックを外してください。
        • ローカル端末で英語キーボードレイアウトを選択している場合は、英数は常に英数キーボード配列での入力となります
    • close ボタン
      • サーバー接続を終了します。
    ドロップダウンメニューで画面の表示形式に Fit を選択している場合、 ブラウザーのウィンドウの幅が狭いと画面の右端が切れて表示される場合があります。 その場合、ウィンドウの幅を広くすることで切れていた部分が表示されるようになります。
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